よいHP、悪いHP、ふつうのHP [基本SEO篇]
医療ホームページ、クリニックのウェブサイトを作成しつつ、毎日考えていること。ひとりごとなので、気にしないでください。
まず先に、基本的なSEOができているかどうかのお話をしてしまいたいと思います。
ものすごく力を入れて制作している医療機関ホームページなのに、SEOをまったく心がけていないために表示順位が低く、宝の持ち腐れになっているケースは、当社が見ている限りでも少なくありません。
・ウェブ標準
2002~4年以前に作られたホームページは、まず、現在の検索エンジンのアルゴリズムに合っていないので、検索では不利になってしまいます。フレーム構造など論外です。ドメインが古い方が有利なので、上位表示されていることがあるかもしれませんが、サブキーワードなどではうまく検索されない可能性があります。
将来的にもずっとそのままで上位がキープできるとは限らないので、今のうちにリニューアルしたほうがよいはずです。
・ドメイン
独自ドメインになっていないホームページも不利です。
中には、業者のドメインのサブドメインを使用しているクリニックホームページすらあります。これはホームページ制作業者を有利にしているだけで、顧客のことを全く考えていないひどい制作業者だと思いますが、そうしたケースが、まま見受けられます。
・外部発リンク
トップページから、外部のホームページへのリンクをたくさん貼っているホームページもダメです。外部発リンクは一般的に、SEOのマイナス要素です。
中には平気で、クリニックのホームページから、自社のサイトへのリンクを貼っているホームページ制作業者があります。というか、少なくありません。
まったくおかしなことだと思います。彼らは顧客のホームページから自社サイトにリンクを貼ることによって、顧客のホームページの価値を下げているのです。そしてその分自分たちが得をします。
料金をもらっておきながら、顧客の無知につけ込んで顧客にとってマイナスのことをやるというのは信義則に反した不誠実なことだと思います。
・タグ
ホームページで表面上は見えないhtml文書に書き込むタグについての知識がない制作業者も少なくありません。
タグを正しく、有効に書き込んでおかなければ、検索エンジンはきちんとホームページ全体をインデックスしてくれないので、とても不利になってしまいます。
・キーワード
キーワードに配慮したページ作りを行っているかも問題です。
サブキーワードまで含めて、キーワードを考えたページ構成にしたり、そのページの中でキーワードのバランスを考えてテキストを書いたり、見出しをつけるといったことは、かなり高度なテクニックです。
そうしたテクニックを持っている制作業者でなければ不利になる可能性が高いと言えます。
・ウェブマスターツール
Googleでの管理をきちんと行っているかの問題です。
Googleは検索エンジンの責任として、ウェブサイトの管理者との間に連絡手段を構築しています。新しいページを追加したり、検索されたくないページを報告する場合など、ちゃんとGoogleに登録しておけば、機動的なホームページの運用を行うことができます。これはSEOに直接的な影響のあることです。
こうしたことをきちんと管理者が行っているかどうかも問題です。
・トップページダウンペナルティー
Googleからトップページダウンペナルティーを受けている
悪質なSEO業者がスパム行為をたくさん行っているため、Googleは読者の利便を図るために検索アルゴリズムを改善しています。そしてあまりにもひどいスパム行為をしているホームページは、検索エンジンから消してしまうというペナルティーを課しています。
たいへん不幸なことに、そのような悪質なSEO業者にSEOを依頼してしまった場合、そうしたペナルティーを受ける可能性は、少なくありません。
実際に当社に助けを求めて駆け込んできた医療機関もいらっしゃいます。
また特に歯科サイトに多いのですが、制作業者が同じ文書を使い回しして違うクリニックのホームページを作っているケースがあります。こうしたこともGoogleは、スパム行為とみなすので注意が必要です。
更新
更新はそんなに頻繁に行う必要はありません。お知らせ欄の「今月の休診日」を書き換える程度でいいんです。うまくいっているホームページなら、変に修正するほうが損です。
気をつけるべきポイントは、「まったくホームページの更新を勧めてこない業者は怪しい」ということです。ホームページの適度な更新は、読み手に向けた効果としても、SEO対策としても大切なことです。ホームページは生き物です。
以上は、ホームページの内部SEO対策の話ですが、これは特殊な技能であり、デザインの専門家があまりよく知らないのは当然のことです。ホームページの重要な要素のひとつではあるのですが、どの制作業者でも持っているスキルではありません。
これらを全員に要求するのは酷な話だと思います。
また、Googleは常に技術的革新を行っています。今後の方向としては、セマンティックな検索を実現する方向性がはっきり見えています。
つまり今後は、上述のポイントをきちんと踏まえた、読者にとって有益なオリジナルコンテンツをきちんと作ったホームページ作りがさらに必要とされる方向性が、すでに明らかになっています。
最後に、きちんとした外部対策を行っているかという問題があります。これについては長くなるので別ページで触れます。
ウェブ コンサルティング ラボ
医療ホームページ制作会社のひとりごと 目次
クリニック・診療所・医院の新規患者、集患増患の
医療ホームページ製作作成 ウェブサイト制作会社
これらはすべて医療ウェブサイト制作のために当社が撮影したオリジナルの写真です。
CONTENTS
↓ お問い合せの前にぜひご覧ください。よくあるご質問はこちらにまとめてあります。
→制作Q&A よくあるご質問
※当社は電話営業は一切行っておりません。お問い合わせには必ずメールでご返信します。電話でのご連絡は致しません。
最近、メーラーのセキュリティ設定によっては、当社からの返信メールが削除されてしまい、届かないケースがございます。そのため違う2つのアドレスからご返信することにしています。
もし万一返信のない場合は削除メールフォルダを確認されるか、たいへん恐縮ですが、再度「返信がない」旨ご連絡いただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
クリニック・医院 医療機関専門の
医療ホームページ制作作成会社
診療所・医院の増患集患|新規開院・医院開業HP
クリニックホームページのSEOの基本