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粗悪なSEO業者対策
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それからとっても相談が多いのが、「粗悪なSEOを何とかしてほしい」というご相談なんです。
いいかげんな外部対策
後でちゃんと説明しますが、ドクターが「自分のクリニックのホームページの検索順位を上げたい」と思って、SEO業者に対策を頼みますよね。SEO業者は何をするかと言うと、適当に作ったリンク用のホームページからそのクリニックのホームページにリンクを貼るんです。
数年前までのGoogleには、「リンクが多いホームページほど重要だ」と評価して順位を上に上げるアルゴリズムがありましたから、そういう対策をやっていたのですが、Googleのほうもそんなことに騙されてばかりはいませんから、「無意味なホームページやその業種に関係のないホームページから貼られているリンクが多いホームページの評価は下げる」という対抗策を取ったんです。
そうすると、それまで貼られてた無意味なリンクは逆にマイナス要因になりますから、とても困ったことになってしまいます。
ちょっとお見せしますと、これは当社が対策を行った医療ホームページに、以前のSEO業者から貼られていたリンクですが、842個もリンクが貼られています。昔はこれで順位が上がったんですよ。ところが、これが医療関係のページから貼られていればいいのですが、例えばこれ、開けてみると「雑貨ホームページリンク集」になってますよね。こんなところからリンクを貼られても意味がないんです。
これはね、上場している大手企業にSEOを頼んでも、こういうことをやっています。
Googleは「そーゆー関係のないところからリンクを貼る手動対策を行っているホームページについては順位を下げますよ」と言ってるんです。
”powered by”の理由
その逆に、このクリニックのホームページのいちばん下の段に、制作会社へのリンクが貼ってあります。これ、 2つリンクされてますね。
そうすると、関連している分野のホームページからのリンクが多いサイトほど、Googleが高く評価して順位を上げるわけですから、つまりこの制作会社は、自分のお客さんの所から自社にリンクを貼ることで、自社のホームページの順位を上げているわけです。そしてその分、クリニックのホームページはSEO的に不利になってしまうんです。リンクの評価は、そういう仕組みになっていました。
さっき見たように、当社を「医療機関 ホームページ制作」で検索しても、検索順位は決して1位にはなりません。その理由は、ここにあるんです。当社は作成した顧客のPCサイトのトップページから自社にリンクを張るようなことはしませんから。
これは信義則に反することですよね。だって、このクリニックは、このホームページで集患してるわけじゃないですか。患者さんが来るか来ないかで、クリニックの命運は決まるんですよ。そこに少しでもマイナスになるようなことは、決してやっちゃあいけないことだと当社には思えるのですが、どうしてこんなことができるんでしょうかね? 制作業者としてプロと言えるだろうか?
しかし、こういうことが平気でまかり通っているのが、今の医療ホームページの現状なんです。
トップページ・ダウン・ペナルティ
Googleが「人為的な対策をやっているこのホームページは利用者にとって意味がない、マイナスである」と判断した場合は、トップページ・ダウン・ペナルティということをやります。
このペナルティは、医療機関のホームページのトップページを、Googleの検索結果で全く表示しないようにしてしまうんです。これはもう、死活問題ですよね。
また、「怪しい」と睨まれた場合には順位を下げられてしまいます。
当社にご相談があった中でいちばんひどかったケースでは、医療関係ではないのですが、百数十万円をSEO業者に取られた上で、トップページ・ダウン・ペナルティを食らって、ホームページが検索結果から消滅してしまったというとんでもないケースがあります。あまりにもひどい話です。
じゃあ、どうやったらGoogleがまた検索結果を元に戻してくれるようになるかというと、意味のないリンクを外して再申請する必要があります。
そうするとこれに気がついた医療機関は、SEO業者に電話をして、「今まで貼ったリンクを外してくれ」と依頼するわけですが、悪質な業者の場合は外してくれないわけです。というか、外せないんです。自分でどこに貼ったか把握していないからです。そういう粗悪な仕事をしています。
そこで当社に「何とかして欲しい」と泣きついてこられるケースもありますが、そもそも自社で貼ったリンクを外すのはその業者の責任ですから、「その業者にリンクを外すように言ってください」とまず御返事しています。
ちょっと前は「SEOをやります」と言ってクライアントと契約して、なにも仕事をせず、たまたま順位が上がったところからお金を取るというひどい業者もいたようですが、同じ騙されるのならこちらのほうがよかったというふざけた状況です。
そしたらさらにひどい話があって、「今まで自社で貼ってきたリンクを有料で外すサービスをはじめました」という、わけのわからないことを堂々と始めたSEO業者まであるんです。
自分で意味のないリンクをたくさん貼ってGoogleに怒られて、「じゃあ外しますから」と言って二重に医療機関からお金を取っているわけです。どう思われます?
つまり、患者さんを集めようと思ってホームページを開設し、良かれと思って、有料でSEO業者に頼んだところがかえってマイナスになり、患者さんがその医療機関を探そうとしてもホームページがYahoo!では探せないようなことになってしまっているのです。とんでもなくバカげた話ですよね。
もし粗悪なリンクを外してもらえたとしても、それがGoogleのサーバーに伝わるには時間がかかりますからね。
ペナルティを受けてホームページがGoogleで探せなくなってしまって困っている方からの切羽詰まったお問い合わせはかなりあります。
あまりにも悪質なリンクが貼られている場合や、どうしてもリンクを外してもらえない場合は、いちいちリンクを否認してGoogleに申請する手もありますが、そのドメインはあきらめて、新しいドメインでサイトを作ったほうが早いです。
当社であれば、そういうホームページでも復活させて、上位表示させることが可能です。
対策のリカバーを依頼されて作業を行った結果、Googleからのペナルティ解除通知。
最近では、単純な外部リンクではまったく効果がないので、大手業者はページを適当につくって追加するという新商品を売り出していますが、Googleは早速これに対抗して、似たような内容の意味のないページを評価しないようにしてしまったため、効果が出ないことに焦った業者はさらに外部リンクを追加して対策するようになりました。ところがこれが裏目に出て、ペナルティを受ける医療ウェブサイトが続出しています。当社へのご相談も多く舞い込んでいます。まったく困ったものです。
自己中心的営業
そーゆー業者はどのように営業しているかというと、すでに開業しているドクターに営業する場合は、ある業者はドクターのところにどんどん勝手に何枚もファクシミリを送ってきます。立派なDMを送ってくる業者もあります。
そしてすぐ後に電話をかけて、ちょっとでも見込みがありそうであればすぐに営業マンを派遣するという方法です。
そーゆー業者は当社にも営業電話をかけてくることがあるので、そういうときは営業の人に、「どのようなSEO対策をしているのか」じっくりお話を伺うようにしています。そうするとたいていは「もっと詳しい者に変わります」といって上司に代わられます。
しばらく上司の人をいろいろと問い詰めていくと、追い詰められた上司の人は「えーと、どういうキーワードで対策してますか」と聞いてくるので、「そーですねえ、医療+ホームページ制作とかですかね」と答えると、「いま2位に表示されてますね」という返事なので、「2位で、対策する必要がありますかね」と訊ねると、「ありません」というようなまぬけな会話をしています。
現在の順位を調べて、対策の必要を訴える営業をしているようですが、「内部対策指示書」にしたがって変更したくらいのコンテンツ修正で順位が上がるほど、いまの検索エンジンは甘くはありません。むしろ変なリンクを張られてペナルティを受ける可能性が高いので、安易なSEO対策などやらないほうがいいと申し上げることができると思います。
ドクターはとってもお忙しいのに、こうしたしつこい営業をやるような勇気は、当社にはありません。当社は医院ホームページの制作についても、一切電話はかけません。「通常の連絡は電子メールで行う」と契約書に一項入れているくらいです。
だけど嫌がられながらも数撃つ営業をやると、タイミング的にホームページ作成を必要としているドクターにつきあたることもあるし、ドクターの側もホームページはどうしても必要なものですから、良いホームページ制作業者と悪い業者の区別なんかつきませんし、深く考えずに依頼しがちということで、こうした乱暴な営業方法がとられているのだと思います。なんだか、ブラックっぽいですよね。人材の回転も速いです。「前の担当者を」と連絡しても、たいてい辞めているそうです。
次のページは 悪質なホームページ業者のやっていること
製薬会社MR向け講演会 「医療HP」の裏表、すべてお話しします 目次
ウェブ コンサルティング ラボ 自己紹介
最近の問い合わせ傾向 価格は下方硬直・リクルーティング
最近の問い合わせ傾向 粗悪なSEO業者対策
悪質なホームページ業者のやっていること
SEOは死んだ(SEOの基礎知識)
よいSEO業者のやっていること=ホワイトハットSEO
開業医ホームページ診断1
開業医ホームページ診断2
質疑応答
クリニック・診療所・医院の新規患者、集患増患の
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これらはすべて医療ウェブサイト制作のために当社が撮影したオリジナルの写真です。
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