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悪質なホームページ(SEO)業者のやっていること
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悪質な医療ホームページ(SEO)業者のやっていること
質の低劣なクリニックホームページ
悪質なホームページ業者というのはどういうものかというのを少しお話ししますと、まずホームページ自体がひどいケースがあります。
さっき、「貼られたリンクの質がひどい」という話をしましたが、それ以前に文章力がひどいとか、ほとんどできていないのですが丁寧語の使い方がてんでなっていないとか(信用に関わります)、文章量が言い訳程度しかないとか、誤字脱字が多いとか、写真の質が悪いとか、デザインが悪いとか、サイト構造がWeb標準になっていないとか、要するにホームページとして基本的なところができていません。
特にヤバイのが、取材をせずにつくっている医療サイトです。なぜ取材の手間をかけずに、クリニックのサイトができるのか? それは一度他のクリニックのためにつくったテキストをそのまま使い回ししているからですね。だからテキストの一部で検索すると、その業者が作成した他のクリニックのサイトが数珠つなぎに出てきます。
なんでこういうことをやるかというと、こういうホームページ業者のコアコンピテンス(中核的な競争力)が、営業力にあるからなんですよ。DM、電話攻勢、訪問のローラー作戦で、とにかく数を確保できるのであれば、「テキストを使い回せば楽に儲けられる」と考えるのは当然ですよね。当社みたいに「オーダーメイドの、ドクターのいいたいことを伝える医療ホームページ」へのこだわりなんか、さらさらないわけです。
でも、これはもう、Googleは自動的にスパムとみなしますので、こうした業者が作ったサイトは軒並み順位を落としています。でも業者は知らんぷりを決め込んでます。そりゃそうですよ、今さら各ドクターを取材して修正するにはばく大な手間とコストがかかってしまいますからおそらく対応できないでしょう。
ある意味、ドクターも自業自得だと思いますよ。だって読む側は、クリニックのサイトを見て「ここにかかればこういう医療が受けられるんだ」と思って来ているのに、そのホームページに書いてある医療の内容はそのクリニックと関係なく作成されたものであるというのは、ずいぶん患者さんをバカにした話じゃないですかね。そういうクリニックがホームページのおかげで流行ったらおかしいですよ。
開業前のドクターはお忙しいので、業者が「うちのほうでコンテンツは作っておきますから」「そうかい、すまないねえ」という話なのかもしれませんが、そこは開業医が地域の患者さんに向かう基本姿勢として少し考えられたほうがいいのじゃないかと思わずにはいられません。大きなことを言うようで申し訳ないのですが……。
そして当社が無料ホームページ診断で分析したところ、Googleにきちんと認識されやすいように内部SEO対策をするというのも、ほとんどの安いホームページではできていません。ここは、ものすごく大切なところなのですが、まったくと言っていいほど無視されています。
そのように診断シートでレポートすると、それをそのまま制作業者に渡して「できてないじゃないか!」と怒るドクターもいらっしゃって、ずいぶん顰蹙を買いました(当社はそういう意図で診断しているわけではありません。これは内々のレポートなので、外に出すのはご遠慮ください!)。それで逆ギレしている業者もいましたね。でもしかたないじゃないですか、当社は事実を指摘しているだけなので。デザイナーからすれば「オレの仕事にケチつけやがって」ということで怒っているのですが、内部対策がちゃんとできていなければ、医療ホームページとしては意味がないんですけど……
見た目はきれいにデザインされているホームページでも、中味はズタズタというクリニックホームページは珍しくありません。ドクターは知らないだけなんです。
余談ですが、このホームページ診断、半年後くらいに繰り返して依頼される方がすごく多いんです。「以前申し込まれましたよね」とドクターに返信すると、「他のところかとまちがえました」と返事される方もいらっしゃいます。ドクターはお忙しいので覚えておられないのは当然なんですが、他の業者も無料診断やってるのかな?
そんなことでホームページを作っても全然順位が上がらないし患者も来ないので、「なんとかしなくちゃ」と焦ってSEO業者を探して対策を頼んだら、余計な外部リンクをいっぱい貼られてしまって、「リンクを外してほしい」と頼んだら「有料です」と言われるようなメチャクチャな状況です。なんなんですかね、これは。
5年縛りのリース契約
それからホームページ契約の問題があります。大手業者の高いコースを契約すると、5年縛りのリース契約にされてしまいます。
本当はホームページはリースにしちゃいけないんですよ。それを何かの商品と抱き合わせにして無理矢理リース契約にして、しかも「漫画のホームページも作りましょう」などと言って3つくらい、なんの効果もないホームページを作ってしまって、5年間600万円なんて契約にして、しかも止められないんです。「順位が低いので契約解除したい」と文句を言っても、制作会社は関連のリース会社から先に600万円回収してしまったので、リース会社としては「支払いは続けてもらわないと困ります」という理屈です。権利はリース会社に移っています。営業でやってきた社員はとっくの昔に辞めてますから、取り合ってももらえません。
そういうドクターに頼まれて、当社でモバイルサイトだけ作ったら、かんたんなモバイルサイトのほうが600万円のサイトより上位表示されちゃってるんですよ。これはもう詐欺的です。
あとよくやっているのが、スタートして3年くらい経ってから営業マンがやってきて、「モバイルサイトもやってます。モバイルがないとずいぶん患者さんを逃してますよ。契約しませんか」と言って契約書にサインしたら、PCホームページのほうもそこから自動的に契約が5年延長されてしまって、計8年縛りになってしまうというケースです。ドクターが意識しないうちに契約が延長されているケースは少なくないと思いますよ。
そうやって、開業資金として銀行から借りたお金をごっそり持っていってしまいます。鬼ですね。こうした大手業者の理不尽な振る舞いは、社会的に問題視されています。
当社は医療ホームページの無料診断を200件以上やっていますが、とんでもなくレベルの低いホームページに、つまりそれは集患性のないホームページということなのですが、「死に金」をつかわされている医療機関がいかに多いかに驚かされます。
これでその医療機関が潰れたら、犯罪に近いですよ。
なんと言いましょうか、これから開業するドクターの弱みと、ホームページについての知識のなさにつけ込んで、とんでもなくひどいことが横行しているというのが現実なんです。
ちなみに当社のすべての契約には、「甲(医療機関側)は、いついかなる理由でも当契約を解除できます」と書いてあります。「効果がない」と思われたら、契約を切っていただいてまったく問題ありません。それが当たり前のことだと当社は考えています。
ところがこれがまた、悪質業者は契約書でドクターを縛るので、「契約」と聞いた瞬間に警戒される方も少なくないんです。
契約書は、クライアントと当社とが交わしたお約束を書き留めておくものです。当社のほうは基本的に全クライアント一律のサービス内容なのですが、みなさんお忙しいので必ず約束した内容を忘れます。というか自分にとって都合のいいほうに記憶を変えてしまいます。というか支払いをしないクライアントすらおられて驚かされます。
ですから、おたがいが交わした約束を明確にしておくために、契約書は大切なんです。問題点があれば、メールでおたずねいただいて、誤解がないようにすりあわせし、記録を残しておくと良いでしょう。もし忙しくて確認する時間がなければ、弁護士にチェックしてもらうことをお勧めします。そうするとドクターにとって不利な内容の契約は結ばずに済むわけですから。
ひどい目にあったドクターの中には、「ホームページとかIT業者なんてろくなもんじゃない」と激怒しておられるドクターもいらっしゃいます。でもそれは悪い業者に引っかかっただけの話で、まともなホームページくらい医療経営のプラスになるものは他にはないんですよ。いちばん安価に戦略的マーケティングができるんですから。
ただし、まともな業者にはなかなか行き当たらないですよ。
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製薬会社MR向け講演会 「医療HP」の裏表、すべてお話しします 目次
ウェブ コンサルティング ラボ 自己紹介
最近の問い合わせ傾向 価格は下方硬直・リクルーティング
最近の問い合わせ傾向 粗悪なSEO業者対策
悪質なホームページ業者のやっていること
SEOは死んだ(SEOの基礎知識)
よいSEO業者のやっていること=ホワイトハットSEO
開業医ホームページ診断1
開業医ホームページ診断2
質疑応答
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これらはすべて医療ウェブサイト制作のために当社が撮影したオリジナルの写真です。
CONTENTS
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(SEO)業者のやっていること