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製薬会社MR向け講演会/「クリニックホームページ」の裏表

製薬会社MR向け講演会

「医療ホームページ」の裏表、すべてお話しします

最近の問い合わせ傾向
価格は下方硬直　リクルーティング

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次にお話しするのが、最近の医療ホームページに関する問い合わせ傾向としてはどのようなものがあるかということについてです。

　医療ホームページの価格は下方硬直

医療ホームページの値段はとっても安くなっています。データを入れるだけの簡易なものは月5,000～1万円、まともに取材して制作するのは月3万円弱くらいのが多いんじゃないでしょうか。そのくらいの金額で、すごく何でもできるようなことが説明書にありますから、「じゃあここにしようか」と決められるドクターもいらっしゃるでしょう。
大手の制作業者がプライスリーダーになっています。大手業者は、薬剤卸や医療事務派遣会社などがやっていたり、提携したりしているところが多いようで、診療圏調査やリクルーティングの相談のついでに、「ホームページも作りませんか？」と言われれば、あまり深く考えずに、「そうですか」と乗る新規開業のドクターは少なくないでしょうね。
でもねえ、医療ホームページは機能を発揮しないとまったく意味がないわけで、安いものは安いなりのものでしかないというのは、どこの世界とも同じことなんですよ。

クリニックホームページによるリクルーティング

看護師・医療事務求人

それからニーズとして多いのが、医療機関の人材募集のニーズです。医療ホームページは基本的に新規患者さんを集めるために作るものなんですけど、あといちばん医療機関が困っているのは、皆さんご存知だと思いますが、リクルーティングですよね。
「看護師さんに何とか来てもらえないか」というのは切実な声になっています。

いちばんリクルーティングに効果がある媒体は、スマートフォンや携帯電話といったモバイルツールです。どういう使い方をすればいいかと言うと、まずモバイルサイトを作っておいて、情報誌や新聞に求人広告を打つ時にQRコードを載せておくんですよ。
本気で仕事を探している看護師さんであれば、必ず求人モバイルサイトにアクセスしますから、このモバイルサイトをきちんと作っておくと何が起きるかというと、面接の時にドクターの側がいちいち面談者全員にクリニックの説明をせずにすむんです。
むしろあらかじめ魅力的なクリニックだということがモバイルサイトできちんと伝わっていれば、看護師さんの方が目をキラキラさせて「ぜひ雇ってください」という気持ちになっていますから、それまでの面接とまったく変わったという感想を言われるドクターもいらっしゃいます。

看護師さんや医療事務職員がいちばん知りたいことは何かというと、自分がその医療機関に勤めたら、自分の生活はどう変わるのか、その先のキャリアパスのためになるのかどうか、その医療機関に勤めた場合に自分がどうなるかということが伝わるように求人サイトを作っておけば、そりゃ看護師さんは来ますよ。
でもたいがいの求人サイトには、医療機関についての基本的な情報を書いているだけで、そういうところにまで頭が行かずに作っています。そういうサイトには、かけたコストに見合う効果がないんです。

この求人モバイルサイトは、脳神経外科と救急をやっている病院です。もっとも看護師の募集が難しい病院ですよ。そーゆー難しいケースですが、当社が作成した求人サイトを使って効果を上げられています。
うまく求人に成功した院長先生からは、ものすごく感謝されます。勝手にモバイルサイトが働いてくれているだけなんですけどね。
紹介業者に頼むと法外な金額を請求されますから、求人モバイルサイトを上手く使えば医療経営上とってもメリットがあると思います。

歯科衛生士求人

それから歯科のほうは、予防歯科志向が強くなっているので、歯科衛生士不足が激しくなっています。
歯科衛生士学校にいる生徒さんを押さえにかかるのではもう既に手遅れで、ある歯科クリニックに行ったら、受付に座っている女性が、「私はこれから歯科衛生士学校に入学してこのクリニックに戻ってきます」と言っていました。つまり、歯科衛生士学校に入学する前に、既に押えないといけないくらい歯科衛生士は払底しているわけです。歯科衛生士学校に遊びに行ったら、求人数がすごいと言ってましたからね。
それで、ここの予防歯科専門クリニックは、ドクターが調べてぜひ当社に作成を頼みたいとお問い合わせをいただいて、すぐに歯科衛生士募集サイトを作ったのですが、アップした翌日にはすぐ応募があったと大変驚いておられました。
歯科衛生士の確保に成功して患者数を順調に増やし、去年の暮れに「増築してブースを増やしたので、ホームページを修正して欲しい」というので見に行ってきましたが、場所が車でないと行けない、かなり不便なところにあるにもかかわらず患者さんで満員盛況になってました。すごかったです。

介護職員求人

それから介護関係の職員求人もニーズとして多くなっています。施設を利用されるお年寄りの数に不足はないのですが、介護職員の数が圧倒的に足りないんです。
ですからこの介護施設のホームページは、見た感じは施設案内のホームページになっているのですが、実際は職員を募集するために作ってるんですね。
求人をするときには、みなさん「求人業者に頼むしかない」と思っていますが、ホームページを戦略的に使ったほうが、良い人材をたくさん集めてその中からじっくり選ぶことができるんです。
そういう事はみなさんあまり知らないようですね。