1.自作のクリニックホームページはダメ
近所に落下傘で同診療科のライバル医院ができることになった、ばんぶう診療所の竹田先生、「何か対策しなきゃ」と焦ってすぐ思いついたのが、今まで放置していた医院ホームページを作ることです。
大学の同期で、開業している先生も「うちはホームページで患者さんが来ている」と言ってたし。
ホームページを作るには、自分で作るか、制作代行業者に依頼するかの、 2つの方法がありますが、竹田先生は器用だし、学会発表のパワーポイントも他の先生より上手に作っていたので、「自分でホームページビルダーで作れば大丈夫だろう」と思い、やってみました。
作ってみると思ったよりきれいにできたし、自分が主張したいことがバッチリ書けたので大満足です。しばらくすればホームページを見た患者さんがじゃんじゃん来るはずです。
↑たいへん残念ながら、そうは問屋が卸さないでしょう。
医療ホームページが集患効果を発揮するためには、2つの条件を両方ともクリアする必要があります。
ひとつは、ホームページがヤフーなどの検索エンジンで、「診療科目+地域名」で検索された時に、1ページ目(10位以内)に表示されていること。検索エンジンの評価項目はたくさんあるので、これをクリアするホームページを作るのは、10年前ならともかく、いまは個人ではなかなか大変なことです。
1ページ目にある場合と、2ページ目とでは、表示数は約3倍違います。1ページ目に表示されなければホームページの価値はがた落ちです。
医院名で検索しなければアクセスできないようなホームページは、医院の存在証明にはなりますが、増患にはほとんど結びつかないのです。
もう一つは、かかりに行くクリニックを探している患者さんの目から見て、ホームページに「安心感」と「納得感」があることです。
医療ホームページは患者さん向けのものなので、学会発表のパワーポイントと違って親しみやすさや、「当院にかかればどのような治療を受けてどのように治せるのか」が、納得できるように書かれていなければなりません。こうした表現能力は才能の問題なので、自作のホームページで患者さんをじゅうぶん説得しているドクターもたくさんいらっしゃいます。でもドクター全員がそうではありません。
自分で作ったホームページは可愛いですから、「これで患者さんは分かってくれるだろう」と思いがちですが、第三者が客観的に見ると、「とてもじゃないが患者さんは怖がって寄り付きませんよ」というドクターの自作ホームページは少なくないようです。
ドクターはお忙しいですから、よほど自信のある方以外は、「餅は餅屋」で、制作業者に任せたほうが無難ではあります。
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